» 2013 » 7月のブログ記事

株式会社咲美堂(しょうびどう)
代表取締役の池田哲子(のりこ)です。

2012年から着想していた漢方薬局の開業。

現在、神戸市に認可申請を出しており、
秋が始まるころに開局できる
めどが見えてきました。

まだまだ課題もすることもありますが、
スタッフと一致団結して開局を目指します。

私は薬剤師ではありません。

このことで、認可申請や融資を受けるときに、
何度も確認されました。

薬局には薬剤師がいないと開局できません。

「あなたにできるの?」
という目で見られて、
何度も何度も思いを伝えました。

ではなぜ、薬剤師でもない私が
薬局を作りたいと思ったのか…。

少し長くなりますが、
開業前に書いておきたいと思います。

高校生のころから
私はいわゆる「弱い子」でした。

大人しくて目立たない、
今では考えられないような。

社会人になっても
不調は続きました。

20代後半で結婚しましたが、
相手の暴力があり
すぐに離婚。

このときから、
体だけでなく心まで病むようになりました。

その頃に、
重度の子宮内膜症を発症し、
1ヶ月のうちに1週間立てるかどうかという
苦しい日々を送ることになりました。

何軒も病院をまわって、
治療方法を探しましたが、
どこに行っても結果は出ず、
辛い思いをするばかり…。

「もうこれで最後にしよう。
私は一生この痛みと付き合わないといけないんだ」

そう思って行った最後の婦人科で
「漢方薬を飲んでみない?
すぐには治らないけど、
3年がんばれるなら応援するわ」
という女医さん。

治る?
あんなに治らないって言われたのに
治るの??

この辛さから解放される日が来るの??
目の前が一気に明るくなりました。

もらったのは
茶色い紙パックに入った漢方薬。

言われたとおりに煎じてみると、
とても飲めるような色や味じゃない…。

「こんなに辛い思いをして飲んで
効かなかったらイヤだな…。
本当にこれ飲んだら元気になれるの?」

素朴な疑問からネットサーフィンを。

そこで、漢方スクールがあることを知りました。

まったく知らない世界だし、
なにを勉強するのかも分からない。

でも、もしかしたら漢方薬が
私の人生を変えてくれるかもしれない…。
そう思いながらスクールの扉を叩きました。

先生から聞くお話は
全部目からウロコ。

喘息、メニエール病、胃潰瘍、貧血
手足のしびれ、頭痛、吐き気
うつ病、失声証、過換気症候群
そして、
いちばん辛い子宮内膜症…

治るかもしれない。
いや、治る!!
そう確信できました。

そこから必死で勉強して、
セミナーというセミナーを受けて
本を山のように買って
勉強をしました。
漢方っておもしろい。

漢方の仕事がしたい。

でも、私は薬剤師ではなく
薬局で漢方相談員として仕事をすることは
とても低い確率でしかない。

この大きな壁にぶち当たりました。

そんなときに、
漢方と同じ考え方で作る
「薬膳」に出会いました。

漢方薬は出せなくても
お食事なら伝えることができる。

ひとりで勉強し、
薬膳の最高レベルの資格を取り、
小さなスクールを作りました。

それが、現在も代表と講師をしている
「健膳美食サロン」です。

最初は場所も間借りして
数名だけだったセミナーも、
今では1ヶ月にのべ150名以上の方が受講される
スクールになりました。

たくさんの体調相談を受けてきました。

そして、
たくさんの方が元気になってきました。

でも、やっぱり
食事だけで改善するのが
難しい方もいらっしゃいます。

この漢方薬を飲んでもらえれば
もっともっと早く改善できるのに…。

そう分かっていてもお勧めできず、
近隣の漢方薬局さんに紹介していました。

ただ、やっぱり
どんなお薬が出たのか?
漢方薬を飲んでどうだったか?
ということが気になります。

私の考えた漢方薬と
実際に出された漢方薬が違う場合、
なぜ違うのかも分からないまま
ご相談者様にお答えできないことが
増えてきました。

「先生が漢方薬局してよ」

そう言われるようになり、
10年前に諦めた夢を
もう一度実現させるためにがんばろうと
思いました。

それから、いろいろな方と話し、
「神戸に漢方薬局を作る!」と決めて
許認可や店舗作りに向けて
スタッフたちとがんばることに。

ただ、何度も何度も大きな壁にぶち当たり、
何度も何度も首の皮一枚でぶら下がっている状態に…。

止めようと思ったことはないですが、
「もう無理かも…」
と思ったことは何回もあります。

人・モノ・お金…
本当に悩むことが多かったです。

でも、そのたびに
必ず誰かが助けてくれました。

応援してくれる方
力を貸してくれる方
人を紹介してくれる方…

気がつけば、
周りにはすごい方ばかり。

スタッフに言われました。

「先生、幸せ者ですね」

本当にそう思います。

そして、優秀なスタッフたちと
一緒にがんばれることが
なによりも嬉しいです。

私たちの漢方薬局は、
「咲美堂(しょうびどう)」
です。

ひとりひとりの花を咲かせる
私たち自身も美しく咲く。

「咲く」には「笑む」という意味もあります。

いつも笑顔でいよう。
お客様を笑顔にしよう。

こういう思いで開局します。

でも、私たちは
「お薬だけを売る薬局」
ではありません。

「困ったらここに来よう」

と思っていただけるよう、
あらゆる角度から
サポートをさせていただきます。

ハーブティ、エッセンシャルオイル、お香…
別々のお店に行かなくても
咲美堂漢方薬局には揃っています。

ひとりひとりの体調を見極めて、
漢方薬はもちろん、
お茶や香りの選び方も
アドバイスさせていただきます。

また、局内には
国際薬膳師も在籍しています。

お食事の面からもお話させていただきます。

漢方薬と薬膳のプロがいる
神戸で初めての薬局。

開局まで約2ヶ月。

まずは認可申請をクリアして、
店舗の準備と従業員教育を進めていきます。

このブログでは、
漢方薬局開局までの様子や
私たちの想いを書いていきたいと思います。

長い文章を読んでいただき
ありがとうございました。

愛される漢方薬局になるように
スタッフ一同がんばります!

株式会社咲美堂
代表取締役 池田哲子

 


カテゴリー

咲美堂漢方薬房
神戸市中央区北長狭通6-2-15
カサベラ花隈B102
Tel:078-381-5665
Mail:info@shobido-kanpo.com
営業時間:11時~18時
(月曜定休)

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